Q.放射能検査はどこで実施しているのですか。

A.
現在、放射能検査を名古屋市にある「株式会社コスモ環境コンサルタント」に外注し、γ(ガンマ)線スペクトロメーター(ゲルマニウム半導体検出器)法による放射能測定を行っています。また、アイチョイスでも独自に放射線測定装置EMF211型ガンマ線スペクトロメータ(シンチレーション検出器))を導入し、笠寺本部にて簡易検査を実施しています。

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Q.放射能検査の検出限界はどれくらいですか。

A.
検出限界は放射能検査に使われる装置の種類、検体の比重、測定時間などにより変わります。アイチョイスが現在外注している検査では放射性セシウムの検出限界は5~10Bq/kg程度。独自に導入した装置EMF211型ガンマ線スペクトロメータ(シンチレーション検出器)では、核種の検出限界を5Bq/kg以下になるよう検査実施しています。

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Q.ガイガーカウンターなどの簡易測定器で全品検査はできないのですか。

A.
ガイガーカウンターはガンマ線やベータ線を測定する機械で、放射能の種類や量は測定できません。今は放射能汚染のほとんどがセシウムなので、放射線量から大体の放射能の量は計算できますが、ガイガーカウンターは感度が低いため、残留放射能が高くなければ測定できません。

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Q.飲食での放射性物質の摂取には特に注意が必要と聞きましたが、本当ですか。

A.
健康への被害は体内被曝のほうが強くなります。放射線を浴びることを「被曝」、被曝した放射線の量を「線量」で表します。身体の外側から放射線を浴びることを「対外被曝」と言い、放射線を浴びたその時だけの影響となります。一方、放射性物質を吸い込んだり飲食物などで摂取する「体内被曝」は、体内に放射性物質がとどまっている期間は放射線を浴び続けることになります。

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Q.食品に付いた放射性物質を減らすことは可能ですか。

A.
食品の表面に付いた放射性物質は、水で洗うことで減らせます。キャベツなど巻いている野菜は外側の葉をむき、皮をむいて使うものは皮をむけば、外側に付着した放射性物質を取り除けます。野菜はゆでこぼして水にさらすと、さらに減らすことができます。煮沸は効果がありません。

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Q.放射性物質は赤ちゃんや子供は特に注意が必要と聞きましたが、なぜですか。

A.
放射線によって、細胞や遺伝子が壊れたり傷ついたりすると、体の組織や臓器の働きが悪くなります。放射線は、新しい細胞をつくるため分裂を繰り返している活発な細胞ほど強く影響を及ぼします。胎児、乳児が最も影響を受けやすく、次いで15歳前後までの子供たちが強く影響を受けるといわれています。妊娠中、乳児、幼児では放射線の影響が大きいので、できるだけ放射性物質の摂取を少なくすることが大切です。

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Q.シーベルトやベクレルとはなんですか。

A.
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位をベクレル(Bq)、人体がどれだけ放射線を浴びたかを表す単位をシーベルト(Sv)と言います。放射性物質の種類によって人体が受ける影響力は異なります。このため、放射線が人体へ与える影響は、放射性物質の放射能力(ベクレル)の大小を比較するのではなく、放射線の種類やエネルギーの大きさ、放射線を受ける身体の部位なども考慮した数値(シーベルト)で比較する必要があります。

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Q.放射性物質の半減期とはどんな意味ですか。

A.
放射性物質が放射線を出す能力が半分になるまでの期間です。放射性物質は時間の経過とともに放射線を出す能力が弱まり、最初の半減期で1/2、次の半減期で1/4というように減っていきます。今回の原発事故で放出される主な放射性物質の半減期は、ヨウ素131は8日、セシウム134は2.1年、セシウム137は30年、ストロンチウム90は29年、プルトニウム239は2万4千年とされています。

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Q.放射性物質とはどのようなものですか。健康にどのような影響がありますか。

A.
原発事故で放出される放射性物質で、環境、人の健康に影響を及ぼす代表的な物質が、放射性ヨウ素と放射性セシウムです。放射性ヨウ素は気体になりやすいので、大気中に放出されやすく拡散しやすい性質があります。呼吸などを通じ体内に入ると甲状腺に集まり、甲状腺癌の原因になる心配があります。ただし、放射性ヨウ素は半減期が8日と短いので、放出されてから数週間で大幅に減ります。放射性セシウムはセシウム134とセシウム137があり、セシウム134が半減期2年、セシウム137が半減期30年。長期的な影響が問題になります。セシウムは血液により運ばれ腸や肝臓にガンマ線を放出し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、肝臓を経て体外に排出されます。放射線は大きなエネルギーを持ち、周囲の細胞を壊したり、細胞の設計図である遺伝子に変異を起こしたりします。

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