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スマイルばぁばのマネーレポート 年金の3階建て部分を考えてみませんか?
2020年11月26日 お知らせ&イベント募集
こんにちは!
今年のスマイルばぁばのマネーレポートは、
年金についてのレポートを続けています。
今回は、年金の3階部分についてレポートします。
<エー!3階って何?と思った人は、年金のこと、本当に!知らない人です。ぜひ!勉強してくださいね。>
日本の年金制度は、
1961年国民年金法の全面施行(国民皆年金)により、
「20歳から59歳」の国民全員(会社員・公務員・自営業者・無職)が
何らかの公的な年金制度に加入することになりました。そして、
1985年の法改正により、全国民共通の仕組みとして基礎年金制度が導入され、
基礎年金部分の費用については、国民全体で負担することになりました。
さて、
年金制度は3階建てです。などとよく言われています。聞いたことありますよね。
1階部分 基礎年金部分です。
➡これは、保険料も年金受給額も定額年金制度です。
2階部分は厚生年金などの上乗せ部分です。
➡所得により保険料も受給額も違う、所得により比例する年金です。
1階部分は全国民が加入しています。
そして、この1階部分だけの加入の(老齢基礎年金のみの受給)人も、
たくさんいらっしゃいます。
第1号被保険者(自営業者・フリーランス・学生など)
第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている配偶者)
の方たちです。
専業主婦の方を、第3号被保険者だから、保険料は支払わなくてもいいね!
などとよく世間では言われてしまいます。
2階建て部分の人は、
第2号被保険者(会社員・公務員など)と言います。
勤め先から、社会保険料として給与から保険料を徴収されています。
また、保険料は、勤め先が半分支払ってくれています。
基礎年金に、プラス厚生年金が上乗せされて、
65歳以降受給される人です。
では、
3階建ての部分は?どんな年金だと思いますか?誰が加入できるのか?
3階建て部分の年金は、個人、または企業が加入する私的年金です。
任意加入の年金なのです。
どんな種類があるのか?任意だと言っても税制面などの優遇措置はあります。
まずは、基礎年金のみの方への上乗せ年金として、3種類
国民年金基金
加入した口数で掛け金が決まり、受給開始後は老齢基礎年金に上乗せして給付される。
掛け金は自分で決められるので、自分が掛けられる範囲で払うことができる。
掛け金は所得控除できます。
また、加入したときの利率が生涯続くことになり、現在は1.5%です。
終身タイプの年金としては、格安に入ることができると思います。
確定拠出年金(個人型)iDeCo
毎月の掛け金の金額は自分で決めて、自分自身で運用する。
つまり「資産運用ができる」年金です。
しかし、元本割れのリスクもあります。
掛け金は所得控除できます。
専業主婦も加入できますが、所得がないので所得控除という税制面での
優遇制度は利用できません。
パート収入などがある場合はそこから控除できます。
小規模企業共済
厳密には年金ではありませんが、毎月のお金を積み立てておいて、
引退する時や事業をやめるときに、通常の利率よりも有利な利率で
受け取ることができる共済制度です。
掛け金は所得控除できます。
退職金のように一括でもらう方法と年金のように分割でもらう方法があります。
会社員の方の3階建ては、
勤務先により、企業年金がある場合とない場合があります。
また、
企業型確定拠出年金がある方も個人型確定拠出年金(iDeCo)
に加入することもできます。
人生100年時代、老後の年金は自分で「つくる」もの
と考えてください。もらうものと思っていると一歩が踏み出せません。
しっかり、知恵を絞って自分の年金を少しでもアップしましょう。
私、スマイルばぁばのお話を少し、
夫は私より年上です。
夫が退職し、私自身が第3号被保険者を外れ、国民年金に加入しなくては
いけませんでした。
そこで、
私は、国民年金の掛け金を支払い、
自分の年金をもっと増やしたいと目論見(老後の一人すまいを考えましたので、)
国民年金基金にも加入しました。
数年ですが、満額(6万8000円)の掛け金を支払いました。
預貯金の利率を考えれば、終身で年金としていただいた方が良いと思ったのです。
国民年金と国民年金基金の掛け金は夫の所得控除として、確定申告しました。
たった数年の国民年金基金加入ですが、
預貯金として残しておくよりは、毎月必ず届く年金の方が安心だと思えたのです。
65歳からわずかな額ですが、終身年金が上乗せできました。
私としては、満足しています。
そのわずかな国民年金基金は、老齢基礎年金を繰り下げても、
65歳から支給してもらえます。
ですから、
私の老齢基礎年金は70歳まで、繰り下げを行い、
1.42%アップすることを考えました。
私なりの私自身の年金上乗せ案です。
これが正解ではないかもしれませんが、
私の年金データ、家族関係、預貯金、私の想いなどを加味しての年金計画です。
自分で考えたのでOKです。
私のオンリーワン年金計画です。
皆さんも自分のオンリーワン年金計画を考えてみてください。
年金について、
くらしの見直し委員会は年1回、年金についての勉強会を開催しています。
少人数勉強会(定員6名)といって、
参加者とメンバーが、それぞれの体験やら知りたいことをおしゃべりしながら、
勉強をする会です。
日程が合えば是非ご参加ください。
日頃のつながりのない参加者(少ない人数)による会ですので、
自分の知りたいこと、悩んでいることなどが気兼ねなくお話いただいています。
これで、マネーレポートおしまいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
知っておいてほしい住宅ローンのあれこれセミナーのお知らせ
2020年11月23日 組合員活動グループ - くらしの見直し委員会
こんにちは
年末が近づいていますね。我が家では年末にまとめて大掃除をするのですが、
今年は暖かい日が多いのでお掃除日和なのですが、なかなかやる気が出てきません‥
こんなことなら毎日ちょこちょこやっておけば良かったと反省しています
皆さんはスケジュールを立てたり大掃除頑張っていらっしゃいますか?
さて、くらしの見直し委員会では、
「知っておいてほしい住宅ローンのあれこれセミナー」
を開催します。
◇日時 12月17日(木) 13時〜15時
◇会場 守山生涯学習センター
◇参加費 300円
◇応募締切 11月27日(金)
講師として、東海ろうきんの徳田隆氏をお迎えし、
住宅ローンの制度や資金についてお話ししていただきます。
これから住宅ローンの利用を考えている方や既にご利用中の方など、
ご興味のある方はぜひご参加ください。
まだまだ募集しておりますので、是非ご参加ください!!
レシピ担当者さん募集中!
2020年11月9日 組合員活動グループ - 歓びの木編集委員会
今回は大事なお知らせです
私達 組合員編集委員のメンバーと一緒にあいち生協の機関紙「歓びの木」を作りあげる仲間を募集しています!
担当していただくのは 『レシピコーナー』 です!
アイチョイスの商品を使って、オリジナルレシピのお料理を作って、お手持ちのスマートフォンやデジタルカメラで写真を撮って、ちょこっとコメントをつけて送付するだけ
年間4レシピほどの予定です絶対条件!?はあいち生協の組合員であること ただそれだけ
そして
お料理作るのが好きだったり
アイチョイスの商品が好きだったり
お料理をSNSにアップして楽しんでたり
あとは…
おばあちゃんのお料理か好き! でもおばあちゃんは写真上手に撮れないし… そんな時はお孫さんが変わりに写真撮って送ってくれてもOK!あれ!? 私のこと? なんて思ったら
そして
興味を持ってくれたら
ぜひ ぜひ
「歓びの木」レシピ担当者募集説明会 にご参加くださいませ○説明会○
日時:12月11日(金) 10:00~11:30
会場:イーブルなごや(名古屋市中区大井町7-25)
地下鉄名城線「東別院」1番出口から東へ徒歩3分ご応募お待ちしておりま~す!
歓びの木 組合員アンケートお礼
2020年11月2日 組合員活動グループ - 歓びの木編集委員会
こんにちは
いつも歓びの木を手に取っていただきありがとうございます♪
先日行いました 「歓びの木 組合員アンケート」にご協力いただきありがとうございました
約2,000名の組合員の皆さまに答えていただきました
本日の編集委員会の会議にて
図書券をお送りする10名を厳正なる抽選で選出し、本日発送させていただきました
今後とも皆さまに喜んでいただける機関紙を目指して行きたいと思っています
「歓びの木 11月号」お届けしています!
2020年11月2日 組合員活動グループ - 歓びの木編集委員会
今月号の内容はこちら
p2・p3 Watching 「生協のミールキット・食材セット」
p4 食品表示で分かること、分からないこと
p5 知ってみよう、聞いてみよう「あいち生協をつくる会議」
みんなの活動予定カレンダー
p6・p7 お便りひろば/理事会報告
p8 あなたのクチコミ♡わたしのレシピ
「焼きそば麺ちゃんぽん」あいち生協HPの「歓びの木」や
ネット注文画面「お知らせ一覧」の情報交歓誌のアイコンから見ることができます
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スマイルばぁばのマネーレポート 年金生活者の税金、社会保険料はどの程度?
2020年10月26日 組合員活動グループ - くらしの見直し委員会
こんにちは!
10月20日に行った講演会での、講師の先生のお言葉をまず紹介します。
(テーマ「子育てでかかるお金と、もらえるお金」講師山田静江先生)
(講演内容は子育てのお金のお話でしたが、最初に家計収支としての説明がありました)「現役で1,000万以上の高収入の人も、
公的年金はそんなに高くない。
でも、生活スタイルを下げることはなかなか難しい。
だから、
年収が高かった人の方が実は老後破産する人が多いのです。」
チョット驚きとともに、なるほどね!と納得です。どうしてか?
それは、厚生年金の支給額は、過去に支払った保険料の額と加入期間によって決まります。
給料が高い人はそれなりに保険料も高く、支給額も高いのですが、
給与を標準報酬月額という表に当てはめて保険料を決めて徴収しています。
その表が、実は
1等級(8万8000円)から31等級(62万円)までです。
最高が62万円です。
給与月収が100万、150万もらっている人も、62万の人と同じ保険料ですから、
厚生年金の支給額も同じ額になります。
講演会の先生が言った、
1,000万以上の高収入の人も、公的年金はそんなに高くない、というお話が、
これで、納得です。高収入の人は、それなりに個人年金を考える必要がありそうですね。
さて、
今回のテーマは年金にかかる、社会保険料と税金についてです。
年金から必ず納めるのは、介護保険料と健康保険料。
そして一定額以上の所得がある場合は所得税と住民税です。
年金から差し引かれるお金はだいたいどの程度だと思いますか?
介護保険料は40歳以上から支払う保険料ですが、
65歳未満の方は健康保険料に含まれて支払われますが、
65歳からは年金から差し引かれます。
では、年金収入のどのくらいが実際に使えるお金でしょう?
手取り額は年金収入の何パーセントになるのでしょうか?
日経新聞の学んでお得という記事にそのことが書いてありました。
【年金から差し引かれるお金はいくら?】2020年9月26日掲載
社会保険料(健康保険料・介護保険料)と税金(住民税・所得税)を引いた額が大まかに計算されて、
それぞれの手取り額を割合(%)で表示されていました。
65歳 独身 年金収入200万円(この方の年金額を基本として計算)の場合
手取り額としての割合は 87%です。
(年金額の13%は社会保険料と税金で引かれる)70歳 年金受給を70歳まで繰り下げた独身
70歳まで繰り下げたので、年金額1.42倍に増加 年金収入284万円
手取り額としての割合は 83%です。
(年金額が増加し、社会保険料、税金もアップしたので)独身65歳 個人年金保険に加入、年50万円
年金収入 200万円̟+50万円手取り額としての割合は 89%です。
個人年金保険は1年間に受け取る収入額全額が所得とはなりません。
過去に支払った保険料は経費として差し引かれます。
支払った総額を受け取る年数で割り、1年分の経費として受給額から差し引いたものが所得になります。65歳 夫婦世帯 配偶者の年金収入120万円 世帯としての年金収入
200万円+120万円
手取り額としての割合は 92%(配偶者96%)です。
夫婦世帯は非課税世帯になりました。
よって手取り額は92%となったのです。非課税世帯でも社会保険料は支払います。
65歳以上なら公的年金の収入が年330万円以下の場合、
110万円を差し引いた金額が所得です。
年金額が110万円以下なら所得はゼロになります。
税金を計算する場合は、
基礎控除(住民税43万円・所得税48万円)や納めた社会保険料などを差し引いてから、
住民税率10%、所得税率5~45%をかけて計算します。
ちなみに、
遺族年金と障害年金は「税金がかからない年金」です。
年金受給者はあまり税金のこと、社会保険料のことは考えなくてもいいと思っていましたけど、
それなりの知識が必要であり、知恵も使う必要がありそうです。
実は、
高齢者の方は確定申告が大変だからとうことで、
平成24年から年金受給者確定申告不要制度(公的年金等の収入が400万円以下で、
かつ公的年金等以外の所得金額が20万円以下の人は確定申告不要)がスタートしています。
この制度、優遇制度ではあるのですが、
確定申告をした方がいい場合もありそうです。
その前に
自分の年金から税金がいくら天引きされているのか、まず、知ることも大切です。
毎年1月中に「公的年金等の源泉徴収票」が、日本年金機構から送られてきます。
ここに「源泉徴収税額」が記されています。これが年金から天引きされている所得税額です。
この額をみて、それなりに税金払っているな!と思われるなら、確定申告を考えても良いかも?です。
それに、
住民税についても、確定申告をしていないことで、
公的年金等の源泉徴収票だけでの住民税額を計算されますと、
住民税額が大きくなることもあるようです。
また、生命保険などの掛け金やら、地震保険の掛け金などもあれば、
確定申告することで申告できますね。
そして、ふるさと納税も
税金を年金から天引きされているなら、寄付限度額を調べてみて、
ふるさと納税を行うこともでき、確定申告するのもよさそうです。
まずは、社会保険料と所得税と住民税の額を知ることが大切ですね。
先日、先輩(10歳年上です)とランチをした時、
住民税の何%?が、ふるさと納税のできる額だからと言って計算式を見せてくれました。
(自分でネットで調べたとのこと)「おいしいお肉が届いた」と楽しそうに話してくれました。
私がふるさと納税をしていると言ったので、
負けじと、実行したようです。
それでは、みなさん最後まで、
スマイルばぁばのマネーレポート
お付き合いありがとうございました。
まとまりのないマネーレポートになってしまいました。
何が正解ということではありませんが、
自分のお金について調べ、実践することにチャレンジして欲しいという思いでレポートしました。
では、失礼いたします。
少人数勉強会開催のお知らせ
2020年10月13日 組合員活動グループ - くらしの見直し委員会
こんにちは
寒くなったと思ったらまた暑くなったりと、この時期は気温差が大きいですね。
こんな時はくれぐれも体調に気を付けてお過ごしください。
くらしの見直し委員会では、少人数勉強会(税金)を開催します
税金の中でも、
「税金を知って上手に節税 所得税と相続税」
というテーマで開催します。
♢日 時 第1回 11月2日(月) 10:00~11:30
ああああああ第2回 11月9日(月) 10:00~11:30
♢会 場 伏見ライフプラザ 10階 消費者研修室
♢参加費 200円
♢応募締切 10月23日(金)
2回連続講座ですが、どちらかのみでも大丈夫です
1回のみ参加の場合はその旨をお知らせください。
この勉強会は、国税庁のパンフレット「くらしの税情報」をもとに
メンバーと参加者の方がおしゃべりしながら、わからないことや
疑問に思うことを話し合い進めていきます。
少人数(6名まで)なので、話しやすくアットホームな雰囲気です。
私達と一緒に税金について勉強してみませんか?
ご興味のある方は、是非ご参加ください
詳しくは下記の募集チラシをご覧ください ↓ ↓
「歓びの木」 アンケートのお願い!!!
2020年10月5日 お知らせ&イベント募集
「歓びの木 10月号」お届けしています!
2020年10月5日 組合員活動グループ - 歓びの木編集委員会
今月号の内容はこちら
p2・p3 特集 おうち時間を楽しむレシピ
p4 放射能検査について
p5 知ってみよう、聞いてみよう「命をつなぐ種子が危ない状況に」
みんなの活動予定カレンダー
p6・p7 お便りひろば/理事会報告
p8 あなたのクチコミ♡わたしのレシピ
「レアチーズ風ヨーグルトケーキ」あいち生協HPの「歓びの木」や
ネット注文画面「お知らせ一覧」の情報交歓誌のアイコンから見ることができます
↑このアイコンをクリックぜひご覧ください
スマイルばぁばのマネーレポート 老後資金についてデータから見てみる
2020年9月22日 組合員活動グループ - くらしの見直し委員会
こんにちは!
2019年に2,000万円問題がクローズアップされました。
覚えていますか?
金融庁のワーキング・グループの報告書において
2,000万とは、データによる計算の結果を表した数字だったようですが、
話が政治的な問題になってしまった件です。
2,000万円の数値は、
「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では
毎月の不足額の平均は約5万円であり、
まだ20~30年の人生があるとすれば、
不足額の総額は単純計算で1,300万円~2,000万円になる」という結果からの報告だったようです。
さて、さて、実は、
くらしの見直し委員会は、9月7日
神戸孝先生「身につけるお金の「新常識」、失敗しないための「新定跡」の講演会を行いました。
その講演会で、先生は
65歳以上の世帯の貯蓄額の平均額を棒グラフで示されました。
(個人金融資産の分布状況 2015年総務省家計調査からの資料)平均額は2,504万円です。なるほど!!!ですね。
世の中のみんな、あるじゃん!と思ったのですが・・・。
貯蓄額ごとによる分布棒グラフを見ると全く別の姿がみえてきます。
だいだい平均額に近い1,800万円~2,000万円の貯蓄がある世帯が一番低い(3.7%)棒グラフでした。
300万未満の世帯が14.7%、4,000万以上が18.5%
グラフとしては
貯蓄額の低い世帯(300万)が多くいる。(高い棒)
徐々に貯蓄額が上がるごとに
世帯数は減少していく。
平均額(2,000万)の世帯数は少ない。中央値です。それが ----------- (底を表している)
貯蓄額が高くなれば、徐々に世帯数が増加していく
(4,000万以上が世帯率が一番高い棒グラフでした。)
わかりますか?平均値が谷なんです。
見事な曲線でした。
平均値がこれほど当てにならないものはないと、思いました。
世の中、格差が進んでいるのですね。
平均値が世の中を表現しているのではないということです。驚きです。
このグラフは65歳だけではなく、全世帯の分布状況も掲載されていました。
グラフの形は、まったく同じ姿です。平均値が底です。
ちなみに全世帯の貯蓄額平均値は1,877万円です。
さて、
もう一つある調査結果を目にしました。(ジャーナル8月号 日本FP協会雑誌)
ダイヤ高齢社会研究財団が全国の50~70代の正社員と
定年経験者を対象に行った調査結果です。(2019年2月調査)
定年後の男性の過去1年間の資産取り崩し状況についての調査です。
定年後も職についている世帯は、
60代、70代前半のいずれも半数近くが資産を取り崩していないという報告です。
では、
職についていない(無職)世帯の場合はどうかといいますと、
60代前半では2割ぐらいの人が取り崩していないのですが、
半数以上の世帯が100万以上の資産を取り崩しています。
次に、
65歳から69歳の世帯の場合はどうかといいますと(大多数の人が公的年金受給者世帯です)
35%の世帯が資産を取り崩していないという結果。なんとか、年金で生活していますね。
70代前半も32%の世帯が資産を取り崩していないという調査結果が記載されていました。
逆に言えば7割弱の人が資産を取り崩しながら生活しているという事です。
最後に、老後資金が枯渇しそうになった場合はどうしますか?
の回答において
トップの回答は「旅行などのイベントの支出を減らす」
第2位は、働いている人と働いていない人での答えが違っていました。
(働いていない人の回答)・・・・「食費などの生活費を減らす」
(働いている人の回答)・・・・・「働き口を探して勤労収入を得る」
つまり、
年金受給額が老後生活においては、大変大きなポイントを示します。
年金額がある程度あれば、資産を崩さずに済むということになります。
老後の資金を考えるには、3つ階層で考える必要があります。
その1 一番基盤となる 公的年金
その2 その上に退職金や企業年金、あるいは私的年金(iDeCoや国民年金基金など)が乗る。
その3 足りない部分を貯蓄や投資を通じて自分で用意する。
基盤である公的年金については、
将来自分はいくら受け取れるのか?知ることです。
日本年金機構が提供する『ねんきんネット』に登録すれば、
将来受け取れる年金の見込み額などをインターネットで簡単に把握できます。
老後資金いくら準備すればいいのか分からないという漠然とした不安が、
まずは公的な年金額を知ることで、次のステップに取り掛かることができます。
今回の
神戸孝先生の講演会では、資産を増やすというお話でした。
目からうろこのお話を一杯お聞きすることができました。
お金について、この時代を生きていくには知識と知恵が本当に大切だと思いました。
どう、お金を貯めるか?
低金利時代ですから、賢くお金を働かせなさい!ということでした。
資産できる人と出来ない人の違いは
できる人は
収入から、まず貯蓄を引いてから生活費を考える人。
出来ない人は
収入から、生活費を引いてから貯蓄を考える人
少ない額でもいいのです。長くコツコツすることが大切なようです。
今日のマネーレポート最後でお付き合いいただきありがとうございました。
では、また、来月レポートさせていただきます。
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