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あんしん豚の藤井ファームに行ってきました!
2017年11月6日 未分類
11月1日(水)生協ぷちとまと多治見支所のスタッフ研修で【藤井ファーム】に行ってきました!【藤井ファーム】といえば"あんしん豚"、食べたことのある方も多いと思います。おいしいですよね!お肉のおいしさって脂の甘みとかジューシーさ、旨味、臭みがないなどの表現をされますが、そのための苦労や姿勢を聞くことができたとても良い研修でした。
まずはオープンテラスで藤井さんから伺った飼育の事!
“完全無薬”抗生物質、ワクチン、ホルモン剤、駆虫剤、殺菌剤、殺虫剤など、すべての化学薬品を飼育全過程で一切使用せず、大自然の空気、水、土の恵み、豚の生命に感謝しながら、安全あんしんな豚肉を少量生産してくれています。
現在、完全無薬で養豚を行っている生産者は日本全国で数える程度しかありません。※一部の薬を使わず無薬の表現をしている生産者のお肉もあるそうですが、藤井ファームは完全無薬です。
そして、その完全無薬にたどり着くまでの道には大変な苦労、無薬にしてからの子豚生存率の悪さの聞かせて頂きびっくり!無薬にして数年間は子豚ころころ死んでしまい生存率が2~3割。生産者も生活がある中で完全無薬に向けての果てしない挑戦だったと思います。現在は独自に研究を重ね、ストレスの無い環境で、免疫力を高め健康な豚を育てるという現在の方法にたどり着き子豚の生存率も8~9割になったそうです。一般的にはホルモン剤などで出産する子豚の頭数を増やす事や早める事もしている事もびっくりでした。考えてみると人間社会は生産性や効率を高める事に重要視されるので当たり前の流れですね。生き物の出産に対しても薬で調整しているとは想像していませんでした。
2017年9月からは多くの利用者の声に応えNONGMO資料(遺伝子組み換え無し)に切り替えたそうです。
藤井ファームの餌へのこだわりは"発酵"豚の健康維持の為に腸内環境を良くするには、発酵飼料も重要な事です。ひと手間かけてくれています。日曜日は水だけ!"断食"です。これは内臓を休めて健康維持のためだそうです。その他の日も1日2回決まった量の餌に制限しています。食べ過ぎは内臓を疲労して病気になりやすい体になるとか・・・人間も気をつけねば・・・健康維持ですね。
"水"麦飯石でろ過した活性水!活性水は血液中の老廃物を強力に排出してくれるそうです。それにより体のパーツがせっせと動き出し自然治癒力が高まるそうです。
臭くない"うんち"にもびっくり!
写真の土のようなのは藤井ファームの豚さんたちのうんちですが。近くに行っても全く匂いません。手に取ってみても全く?なぜ?これも無薬で健康な腸内環境の賜物です。豚のしっぽのお話もおもしろくて、一般的には豚のしっぽは狭くてストレスを感じるような飼い方だとお互いのしっぽを噛み合い傷口から病気が発生する為に切ってしまうらしいのですが、藤井ファームではストレスを与えずにのびのびと育てるのでしっぽは切らなくても大丈夫だそうです。
藤井ファームの魅力を存分に勉強して来たので組合員さんにもっともっと広めていきたいと思っています。
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