8月24日(土)　、平和企画にて『豊川海軍工廠・桜ヶ丘ミュージアム』を大人16名子供10名の沢山の組合員さんと訪れ、４つのグループに分かれて、豊川海軍工廠のボランティアガイドさんの説明を聞きながら戦跡を見学しました。

豊川海軍工廠（とよかわかいぐんこうしょう）
海軍工廠とは、日本海軍直轄の兵器工場です。兵器の製造、修理、保管、供給を主に行っていました。豊川海軍工廠は「東洋一」と言われ、約５万6000人が働いていた場所で、1945年(S20年)8月7日に爆撃を受け、約2500人の尊い命が犠牲となりました。

防空壕
防空壕とは名ばかりで、木の周りに掘った溝でふたも無く本当にお粗末で、「こんなにも悲惨だったとは…」と皆さん驚かれていました。

旧第一火薬庫
鉄筋コンクリート造り平屋構造で、建物全体に土を被せてあり外観が見えません。内部に板壁を設けて二重壁構造とし、コンクリート壁と板壁の間の中空層が屋根部にある換気塔に通じていて、火薬の保管のために温度を一定に保つ工夫がされています。

桜ヶ丘ミュージアム
組合員の皆さんとお弁当を食べ、開催中の「豊川海軍工廠展」の展示物を自由に見学しました。

豊川海軍工廠戦没者供養塔
豊川稲荷の裏にある供養塔にも訪れ、組合員のお子さんたちで献鶴しました。

ガイドさんのお話はとても分かりやすく、愛知県内に戦争の歴史を学べる場所があったことに驚くと共に、改めて平和の大切さを感じる有意義な一日となりました。

平和企画では「過去にあった戦争について知り、学び、考え、平和で幸せな未来を大切な子ども達に繋いでいく」の想いのもと活動しています。
来年は、3月29日（土）～31日（月）に体験企画「沖縄」を開催予定です。
組合員の皆さん、是非ご参加ください。