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スマイルばぁばのマネーレポート あなたは何歳まで働きたいですか?
くらしの見直し委員会 2021/02/23
こんにちは!
そろそろマネーレポートを書こう!何のマネーレポートしようかな?
と資料をチェック中。
マネーというフレーズから、懐かしいABBA(アバ)の音楽
マネー、マネー、マネー、と リズムよく、調子よく
お金、お金、お金、 (Money, Money, Money, )
いつだって晴れ(always sunny)
楽しいに違いない(must be funny)
お金持ちの世界の中は(In The rich man's world) アーアー と、
フレーズが思い出され、なんか凄い!歌詞だなと改めて驚きつつ、
マネーレポートにピッタリだ?。 嫌!違ったね。
そう言えば、 と、思考が飛び、劇団四季が
「マンマ・ミーア」を今、京都で公演行っている。
などと連想ゲームのように気持ちが飛び続け、
春になり、コロナ感染が収っていたら、
そうだ京都に行こう と楽しい想いが横切り、JRのCMが浮かびました。
桜が舞っているよ~、
妄想はここで終了です。今は、静かに自宅で自粛生活を続けなくてはね。
もしかしたら、今月末にはコロナ感染、緊急事態宣言が解除されるかな?
さて、
今月のマネーレポートは、高年齢者の働き方と年金受給についてです。
「あなたは、何歳まで働きますか?」
内閣府の「高齢者の日常生活に関する意識調査」
平成26年度 (全国60歳以上の男女6,000人に実施) の調査において、
”何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか?”という問いに、
なんと、
「働けるうちはいつまでも」と答えた方が一番多く、28.9%です。
みなさん、凄いです。
続いて、
「65歳ぐらいまで」「70歳ぐらいまで」がともに16.6%。
「75歳ぐらいまで」7.1%。「80歳まで」と答えた方も
2.7%、いらっしゃいます。
全部合わせて、「働く」と答えた方は、71.9%です。
人生100年時代が、この数字からも定着しつつあるように思えますね。
では、その反対の意見の方、
「仕事はしたいと思わない」という方も、10.6%といらっしゃいます。
多様化の時代です。
なぜ?こんなアンケート結果を載せたのか?
シニアの働き方が変わる法律が改正されたのです。
70歳まで働きやすいようにするための
「高年齢者雇用安定法」の改正 2021年4月以降
70歳まで働けるような措置を取るよう企業に努力義務を課す改正です。
65歳まで定年引上げを、→70歳まで
65歳までの継続雇用制度の導入(再雇用制度)→70歳まで
労働組合等の同意が得られれば、雇用に限らず、
70歳まで継続的に業務委託契約や社会貢献事業に従事するなどの制度。
高齢者が希望する働き方を選択できる幅が広くなるような制度です。
一応、改正は企業の「努力義務」となっているので、
すぐに導入する企業と様子見の企業などが出てきそうですね。
働くシニアの年金が減額になる
「在職老齢年金制度」の見直し 2022年4月以降
60代前半の年金削減の基準額が年金と賃金の合計で月28万円であったのが、
47万円になります。
つまり、60歳から65歳未満の人は、
年金が10万円の場合、月収を18万円以下にしないと、年金が減額されていました。
その基準額が47万円になりますから、37万円まで働けます。
ただし、この恩恵を受けられる方は、特別支給の老齢厚生年金が支給される方だけです。
(1961年4月1日以前に生まれた男性や公務員女性
・1966年4月1日以前生まれの会社員女性です)
年金受給については、まだ他に2つほど改正されています。
年金をもらい始める年齢を遅らせる
「繰り下げる受給」が上限年齢を75歳まで延長する。
2022年4月以降
1カ月につき年金額が0.7%増額されるので、
現行の70歳なら最大42%増ですが、75歳になれば84%に増える。
もちろん、
繰り下げを延ばすほど無年金になりますが、
元気であれば働いて収入を得て、蓄えを増やすこともできます。
年金を早くもらう「繰り上げ受給」も改正されます。
1カ月0.5%だった減額率が0.4%となり、デメリットが小さくなります。
減額された年金額が一生続きますが、その後働けば年金額を増やすことができます。
の在職老齢年金制度で、恩恵を受けれる人は一部の人
(老齢厚生年金の特別支給のある人)と書きましたが、
この繰り上げ受給を選択し、60歳から年金受給減額24%で受給しながら、
しっかり働き賃金とダブルインカムにより、
60代前半を豊かに過ごすことも、選択肢として一つあります。
働くことにより、年金が増額するということが、もう一つの改正のポイントです。
「在職定時改定」の導入 2022年4月以降
現在は65歳以降も厚生年金に加入し、保険料を納めても
その分の年金額は退職するか、70歳になって初めて、年金額に反映されていました。
それを、1年間保険料を納めた実績に基づいて毎年10月に年金額が再計算されます。
毎年、少しづつ年金額が増えるのは嬉しいですね。
月20万で70歳まで働くとして、「在職定時改定」の導入前と導入後の違いは、
(みずほ総研による試算日経新聞より)
70歳時の年金増額は同じ年6万6000円ですが、
65歳から69歳の間は、年1万3000円程度増えていき、
計13万円以上、年金を多く受け取れることになるようです。
日本老年学会などは「高齢者は75歳以上とすべき」などと言っていますから、
本当にいくつまで働きましょうか?
シニアに対しての働き方の法律改正が目白押しです。
「知っている」「知らないでは」選択できる幅が変わります。知恵と知識が重要です。
60歳を過ぎて働くには公的制度をしっかり理解し、賢く使う必要がありそうです。
そして、一番大切なのが、自分らしく。
自分の健康と夢などを吟味して、
自分らしい生き方ができるようにしたいものですね。
これで今回のレポートはおしまいです。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
スマイルばぁばのマネーレポートは、今年度で終了します。
3月最後のレポートは何にしようか?思案中です。
あまり人と会うこと少なくなり、人との会話から話のタネを見つけたいのですが、
コロナ禍ですからね。
私の妄想ばかりです。
そうそう、実はこのレポート書いてる時にメールを確認しましたら、
JR東海ツアーズからメールが届いていまして、
***<そうだ、京都、行こう!>テレビCM特別総集編をお届け***
なんか、
私の妄想とタイミングぴったりでした。ピンクの桜が舞っていましたよ。
では、サヨウナラ
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