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シガポートリーへ工場見学に行ってきました

フレンズ 2024/04/16

24年度メンバー学習会、第1回目企画として4月4日(木)静岡県浜松市の鶏肉工場「シガポートリー」さんへ工場見学のため、訪問させていただきました。

この商品でお馴染みですねわーい (嬉しい顔)

こちらが工場です。職員の方々がお出迎え下さいました

オレンジ色の扉、気になりませんか?こちらは虫が嫌いな色だそうで、虫が侵入しないようにこの扉にカラーフィルムを貼っているそうです。

また工場内の職員の衛生管理も徹底されており、ローラーによる体についた毛髪などのごみ取り、手袋の破れチェック、20秒手洗い等、ボードにはチェック項目が記入され、それぞれ記名されていました。

このシガポートリーさんは、大規模処理場に分類されます。そのため、鶏を解体する際には獣医さんの立ち合いが義務付けられています。

それに対し、小規模の場合は有資格者のみで大丈夫だそうです。

鶏舎は愛知県岡崎市の、携帯の電波も届かないような場所にあります。鳥インフルエンザがニュースで話題になりましたが、ここは5キロ以内に他の鶏舎が無いため、幸いにも殺処分の対象に当てはまらなかったそうです。

学習会の様子。写真が小さくてすみません冷や汗 (顔)

鶏舎が何棟もあり、ひよこを迎える前に30日間掃除と消毒を徹底し、きれいに清掃された場所でひよこは約60日間、飼育員さんに愛情をもって育てられています。特にエサは遺伝子組み換えの混入を防ぐための分別生産流通管理済みの穀物主体で、動物性の物は使用せず、良質な肉質になる為のこだわりのエサになっているそうです。

何棟も鶏舎があるので、1棟ずつ60日過ぎると一日800羽が捕鳥され浜松工場に出荷されています

この場所に朝7時から獣医さん立ち合いのもと、鶏の健康状態を一羽ずつ確認されながら加工されていきます。

もしここで鳥インフルエンザの疑いがある場合、検査薬は人間と同じものが使われるそうです。

この状態から、また獣医さんと有資格者職員の立ち合のもと肉質を目視して、悪い場所が切り落とされたり、そのまま外されたりする検査があります。その後各部位ごとに解体されていきます。

パックに入った他社の鶏肉と、シガポートリーさんお肉を比較しました。肉の色、脂身のつき方が全く違っていました。

職員の方から、安心・安全にこだわっていると伺いました。

鶏ガラだけを使ったスープの飲み比べもさせていただきました。他社のものは癖が強く、飲み干すことが出来なかったです。シガポートリーさんのスープはあっさりしていて、少し塩を入れただけでも美味しいスープです!

この鶏ガラを使ったラーメンが食べてみたいと思いました。まだ誰も作ったことがないそうですよ。是非どなたかチャレンジしてくださいぴかぴか (新しい)

 

その後、それぞれの部位に切り分けられ、見慣れた商品になっていきます。

4月4日に訪問させていただいたので、ちょうど翌週配達される商品が作られていました。

室内は一年中15℃に保っているそうです。季節によって外気温との差があるので職員の方々のご苦労がよくわかります。

尊い命を頂く工場見学となりました。今回の経験をどんな企画にしていけるか検討したいと思います。

 

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