1/25(火)オンライン学習会を開催しました

今回19名の組合員の方に参加していただきました。

講師は化学物質過敏症あいちReの会 代表　藤井さん

化学物質過敏症や「香害」病気などで悩む方が安心して

生活ができるよう食事や生活スタイル・環境の改善を提案され、

幅広く活動されています

・化学物質過敏症

場所には関係なく様々な、微量の化学物質に反応

シックハウスより強い反応

・日常生活すべてが不自由で困難

・家族の理解を得にくい

・治療や回復の正しい情報が乏しい

・引きこもり・寝たきり・失職・自殺の例も

苦しみを訴える方の症状を、マンガ資料も交えて

分かりやすく解説いただきました。

・シックスクール

子どもの化学物質過敏症（シックスクール児童）

あ親には子どもがどんな物質で体調が悪くなるかわからない

あ本人もよく分からない

あ学校側もわからず三方手探りでの対応のため、関係悪化

・親子とも患者の場合

あ親は自分の体調の悪いのに

あ学校や教育委員会に交渉しなくてはならない

あ家庭よりも反応するものが多く親の経験も役に立ちにくい

・教室にいられないので校庭にテントを設置し、自習を行っていた例もある。

あ教員も不足しており個別授業は不可

・柔軟剤の使用をひかえてほしい→ 個人の自由の侵害になる

・「化学物質過敏症であれば学校が原因でないかもしれない」といわれる

・他県へ引っ越す例もある

など、私たち大人社会だけではなく

子ども達の学校でも深刻な問題になっています

・香害

化粧品や香水、合成洗剤、

柔軟仕上げ剤、入浴剤、防虫剤、化粧品、芳香剤

など香り成分が含まれた製品のにおいによって引き起こされる

さまざまな健康被害。

洗剤や芳香剤をはじめ私たちの身の回りには

香料を含むもので溢れています

自分にとっては良い香りでも、不快に感じる人がいるかも

健康被害は個人差が大きく、現れる症状も人によって多様です。

香りに配慮した生活を送りましょう

組合員の皆さんからは、下記のような感想をいただきました。(一部抜粋)

ご参加いただきありがとうございました。

・生活のレベルがあがり便利になるほど化学製品が

あ増えてきているように感じています。

あ「洗剤・香料生活物質」等々、多くの商品が出回りすぎていると思います。

あ症状が出て病院に行っても診断していただくことが

あ困難ということはとても辛いですね。

あ成分などの使用制限規制強化を政府から指示していただきたいです。

あそして現状把握を知っていただきたいです。

・化学物質過敏症の方は、日常生活が送れないほど、

あとても苦しい思いをされているのだなと知ることができてよかった。

あ香害と化学物質過敏症について詳しく知ることができてよかった。

・化学物質過敏症で悩まれてる方の実情を知り、

あそれを生産しているメーカーの対策はない事に

あ食品と同じだなぁと哀しく感じます。

あみんなが暮らしやすい社会になる事を願ってます。

・「柔軟剤や香水を控えてほしい」というのも、個人の自由の侵害に

あ該当する恐れがあるなどなかなか難しい問題ですね‥。

あただ、その「におい」に悩まれている方がいるのも事実なので、

あ私も削減できるところから減らしていきたいなと思います。

・5%の苦しむ人のために95％の人たちが思いを寄せる大切さが、

あこれからの時代に より大切な想いと確信しました。

・資料に添付してあったマンガで、それほど症状が大きな人が

あいることに驚きました。

あ自分の身近には悩んでいる人もおらず、また過敏症の話もニュースで見る

あ程度でしたが、 参加者の中でも症状が出ている方がいらっしゃったので、

あ自分も人工香料には配慮していこうと思いました。

「よろこびの森カレッジ」って？