あいち生活協同組合

NEWS新着情報

  • 豊川海軍工廠平和公園の紹介

    2021年8月11日 ②生協の取り組み - 平和企画

    緑いっぱいの公園。

    ここは、かつて東洋一の兵器工場と言われた、豊川海軍工廠があった場所です。

    昭和20年8月7日の大空襲で、工場は壊滅的な被害を受け、

    多数の犠牲者や負傷者を出しました。

    今、公園になっている中には、火薬庫や信管置場などがあり、

    歴史を伝える平和交流館があります。

    今回、ガイドさんに案内をしてもらいました。

     

    目の前の山のような所は、火薬庫です。

    中の温度を夏でも低くするために、土が盛ってあります。

    空気口があり、中は杉張りでした。夏なのに涼しく感じました。

    隣の火薬庫とは、入り口の位置をずらしてあり、

    事故の影響を少なくする工夫がされていました。

     

    これは街灯の柱。

    電気もガスも配線は全て地下にあることにも驚きました。

     

    信管置場の土塁は、一部セメントを節約するために、

    石垣でできていました。

    ここでも事故の時のための工夫がありました。

    窓が大きく、今は付いていませんが、当時は貴重なカーテンが付いていたそうです。

    窓の外は土が斜面になっています。

    このような建物の他に、貯水槽跡、防空壕跡、着弾跡などありました。

    平和交流館では、戦争や命について改めて考え、平和の尊さを感じました。

    皆さんもぜひ一度は訪れてみてはいかがですか。

     

     

     

     

     

  • カレッジ第9回「子どもに食べさせたくない食品添加物」講演会を開催しました。

    2021年7月31日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    2021年7月31日(土)に開催し、

    親子11名にご参加いただきましたわーい (嬉しい顔)

     

    講師は、食の安全に精通されている天笠啓祐(あまがさ・けいすけ)先生。

     

    ご講演内容は、先回の岡崎開催とほぼ同じです。

    2021.4.24 岡崎市開催報告

     

    ホント、何度聞いても勉強になりますdouble exclamation

     

    食品添加物そのものだけではなく、

    日本の食品表示についても

    問題を提起されていましたダッシュ (走り出すさま)

     

    その一例として、

    下記の画像は、某カラさが売りの赤っぽいポテトチップスの包材の裏側。

    外国への輸出用にはご覧のとおり「警告表示」があります。

    この英文をGoogle先生に翻訳してもらうと、下記のような内容です。

    「この製品を摂取すると、
     カリフォルニア州で先天性欠損症やその他の生殖障害を
    引き起こすことが知られている
    アクリルアミドなどの
    化学物質にさらされる可能性があります。

     詳細については、www.p65Wamings.ca.gov / foodをご覧ください。」

    これを読むと、大人はもちろん、

    子供に食べさせようとは思わないですよねげっそり (顔)

    しかし、日本国内で販売している商品には記載がありません・・・ふらふら

     

    やっぱり何事も「知る」ことが大切ですね。

     

    次回は、

    ■ 2021年11月13日(土)

    ■ 日本特殊陶業市民会館(金山)

    にて開催予定です。

    避けたほうがよい食品添加物とその理由を学び、

    毎日の生活に役立てましょう。

     

    ご参加いただいた皆様からは、以下のような感想をいただいております。
    (一部を抜粋)
    暑い中、足をお運びいただきありがとうございましたわーい (嬉しい顔)

    ・知識を得ると共に先生の愛情も感じました。

    ・聞いてみたいことがまさに盛り沢山の内容で、大変貴重なお話を伺えました。
     これからの世代を担う子供達に、少しでも今いる大人達が責任を持って
     考えていかなければならないと痛感しています。
     日本政府に対してもっと声を届けたい、そのような気持ちになりました。 

    ・食品添加物と聞くと、食品に必ず入っている物だと思います。
     しかしその事によって病気にかかりやすかったり、
    子供に影響してしまうと怖いなと思いました。
     私は大学生なのですが、最近コンビニに入ることが多く、
    改めていろいろな危険性があり、
     回数を減らすと同時にあまり入らないようにしようと思います。
     初めて参加して分からない単語や初めて聞いた言葉などありましたが、
     それによってどんな影響をもたらすのかや先生が思っている事(意見)
     聞けて分かりやすかったです。

    ・あらためて表示の仕方、日本の経済を守るためのものが多い事が分かりました。
     (貿易・輸入・輸出のため)
     食品添加物で発がん性があってもやめられない事に不安を感じました。

     

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  • カレッジ第8回 「ネオニコチノイド系殺虫剤から子どもを守る」を開催しました。

    2021年7月18日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    7月18日(日)にオンラインで開催し、

    27名にご参加いただきましたわーい (嬉しい顔)

     

    講師は、ネオニコチノイド系殺虫剤(以下ネオニコ)の

    人体影響研究に関する第一人者、平 久美子先生。

    2004年以来、環境中にばらまかれたネオニコが

    ヒトにどのような影響を与えるか研究され、論文を執筆されています、

     

    ネオニコはその名の通りニコチンに似た成分をベースとしており、

    現在世界でもっとも広く使われている殺虫剤です。

     

    「ミツバチ大量死の一因」であるということを

    聞かれた方も多いのではないでしょうか?

    ネオニコは浸透性と長時間作用性があり、作物の中に吸収されてしまいます。

    そのため洗っても落ちるものではなく、使用されたものを口にすると

    必ずその成分を摂取することになります。

     

     

    平先生によりますと、

    「ネオニコを使い始めた頃から、因果関係は不明ですが、

    先天奇形、知的障害、発達障害の⼦どもが増えている。

    そして、ネオニコの残留した⾷品を⽇常的に⾷べていると、

    全⾝や脳にも蓄積し神経機能に影響を与え、

    胎児にも移⾏し発達に影響を与えます。

    でも、⾷品からの摂取を減らすことで、

    徐々に体内から出ていきます。」とのこと。

     

    例えば2004年から2014年までの数値では

    子どもの出生数は減り続けているのに

    ・先天異常…総数が2.1倍

    ・特別支援学級在籍者…2.1倍

    ・通級による指導…2.5倍

    さらに、

    生まれたての赤ちゃんの尿からも
    1/4の確率でネオニコが検出されるふらふら ・・・
    などなど。

     

    上記以外にも様々な衝撃的なデータともに、

    ネオニコの危険性について詳しく教えていただきました。

     

    世界各国で規制強化の動きがある中、

    「農薬大国」と呼ばれる日本では

    使用量や残留基準が緩和されるなど、

    他の先進国とは逆の動きも見られますあせあせ (飛び散る汗)

     

    先生のお話の中でも、

    「まず動くべきは消費者!」とのお言葉がありました。

    私たちが可能な限りネオニコ不使用のものを選択していくことで、

    世の中・社会が変化していくということです。

     

    子どもたちを筆頭に、

    生産者・消費者・生態系などすべてを守るためにも

    より良い行動・選択が必要です。

    今回のご講演で改めて、

    国産無農薬やオーガニックなど

    ネオニコフリーの農作物を選ぶこと大切さを認識できました。

     

    ご参加いただいた皆様からは、以下のような感想をいただいております。
    (一部を抜粋)
    休日にも関わらず、ご参加いただきありがとうございましたわーい (嬉しい顔)


    ・毒性が強いこと、広く出回っていること、被害の深刻さが分かった。

     生協の皆さんで知識を共有できてよかった。
     生産者さんもぜひ一緒に共有してほしい。

     お金よりも健康です。あいち生協,がんばれ、とてもよい企画でした。

    ・ネオニコの使用と子どもの発達障害の増加に相関がありそうな状況に驚きました。
     家族の健康と安心安全な生活のためにも関心を持ち続けていきたいと思います。

    ・ペットボトルのお茶やコーヒーなど、気軽に飲んでしまうものでも
     たくさんネオニコがかかったものでできている、
     コーヒー2本で病院に行くほどの症状が出た人がいる、ということに驚きました。
     あいち生協のカタログに出ているものは、生協基準に合格したものなので
     ここから選べばいいと思っていました。
     しかし、ネオニコチノイド系の農薬は少量でも反応する、蓄積される、
     胎児にも影響すると知って怖くなりました。表示をよく見て体にいいものを選びたいです。
     発達障がい児は年々増えていて、育てる家族の負担、将来の不安が問題です。
     放課後等デイサービスの仕事でそのような子供とかかわっていますが、
     なかなか良い方向への変化が難しいです。
     これが農薬が原因で起きているとわかったのなら、それを減らすように呼び掛けて、
     家族の食生活、農家の意識や国の基準を変えていかなくてはと思いました。

    ・あいち生協の農産物はしっかり表示されていて、それで購入の判断ができるが、
     市販の物にはほとんど表示がない。今日のお話しを聞いて恐怖を感じた。
     ただ救いだったのがネオニコチノイドの入ってない食品をひと月食べ続けると
     排泄され残留が減っていくと聞いて少しは安心した。
     このようなことを小さい子供や孫をお持ちの組合員さん達にもっと知ってほしい。
     暑くなってきて、ペットボトルのお茶やコーヒーを飲むことが多くなってきたが、
     市販のほとんどの物が農薬まみれだと聞いてオーガニックの飲料を選ばなければと思った。

    ・長年研究をされている先生から、論文などご紹介いただきながら、
     ネオニコの影響などぐっと濃縮されてお話しされました。
     国を待つより、消費者がどう行動するか、買わない、国への行動を起こすなど
     実際に行動されている先生のお言葉が、響きました。
     友だちや息子たちに伝えます。貴重な機会をありがとうございます。

     

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  • カレッジ第6回「国産無農薬&オーガニック」企画を開催しました。

    2021年6月29日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    6月29日(火)にオンライン配信にて開催しました。

    アイチョイスが扱う青果のうち、ぴかぴか (新しい)約半数は「有機栽培レベル」ぴかぴか (新しい)

    残りの半数も「農薬に頼らない栽培方法」や

    「一般より農薬を半分以上減らした」安心なものだけです。

     

    それら農作物について

    より理解を深めていただこう指でOKという企画です。

    講師は、アイチョイス農産担当の

    神谷清光(かみや・きよみつ)さん。

    まずは、以下の点について説明がありました。

    ・アイチョイスの農作物の取り扱い基準

    ・カタログ表示の見方について

    ・化学肥料について

    ・農薬について

    ・目指していること

     

    その後、組合員さんとの質疑応答・意見交換。

    チャットや口頭でたくさんのご質問・ご要望をいただきましたわーい (嬉しい顔)

     

    一例をご紹介

    Q.農薬使用と無農薬では栄養に差はでてくるのでしょうか?

    A.個体差はありますが、農薬の使用有無での栄養の差はございません。

     

    Q.有機・特別栽培がいいということ、
     需要を増やすには具体的にどうしたらいいでしょうか。

    A .紙面への掲載計画は2カ月前に立てています。
     そのため、出荷間近のゲリラ豪雨や天候等の影響で、
    「見栄えが悪い」「サイズが小さい」
    「出荷ができない」
    というようなことも出てきます。 

     生産者の方が翌年も作付する意欲をもっていただけるよう、
     ぜひ暖かい目で、「支援する」という気持ちでご購入いただければ嬉しいです。 
     商品部としてもできる限りきちんとお届けできるよう、
     同じ栽培レベルで作っていただける代替え産地等の模索も
    継続して行っていきます。

     

    ●小ぶりな冷凍の有機小松菜・ブロッコリーなど出てきてうれしいですね

    ⇒ありがとうございます。 有機シリーズの充実を図っています。 
     極端な天候で生鮮品が不足しがちなシーズンにも、
    ぜひご利用いただければと思います。 

    市販の冷凍野菜は9割が外国産の中、アイチョイスの冷凍野菜はすべて国産です。

     

     

    ご参加いただいた皆さんからは

    以下のような感想をいただいております。

    ・商品の裏側にある生協や生産者様の情熱や努力が分かり、
    大変ありがたく感じました。

     これからもできる範囲で生協野菜購入比率を上げ、
     家族の健康と共に有機栽培の発展にも微力ながら貢献して行きたいと思いました。

    ・とても勉強になりました!色々なスタンスで農業されている方がいるので、
     それぞれの意見を尊重したいという話が印象的でした。優しさを感じました。
     ケールは嵩張る上に家族に不人気なので、敬遠していたのですが、
    美味しいケールなら食べてみたいと思いました。

     今度購入します! また、参加者の方が栄養重視の方が多いのも印象的でした。
     色々な価値観の方がおられるのだなと思いました。

    ・説明を伺って納得することが多くあり、とても参考になりました。
     紙面の表示もわかりやすくなって、ますます購買意欲が湧きました。

    今まで私もお願いしていた野菜が届かないとガッカリしたり残念に思い、
    宅配よりも自分で買いに出掛けたりする方が使いたい野菜が買えるしって思って
    辞めようか迷っていたりもしましたが、それは作り手の農家さんだって
    同じ気持ちだし自然を相手に出来る野菜や果物なのだから、
    うまくできなかったり大きさも様々なのは
    仕方がないなって
    今日改めて気付かされました。

    こだわってお野菜など作って下さっている農家さんを
    ますます応援したくなりました。

    これからもよろしくお願いします。

    ・オンラインだと外出の手間が省けるし、気軽に参加できるので助かります!
     今後もじゃんじゃんオンライン開催をしてほしいです!
     主催者は手応えをあまり感じないかもしれませんが…。
    あああ矢印上下
     イエイエ。
     こうやってアンケートにご記入いただいたお声に
     私たちは「手ごたえ」を感じておりますdouble exclamation

     

    商品担当と組合員さんが気軽に意見交換できるこの企画。

    生協としても、組合員さんの生の声を聴くことが出来る

    貴重な機会だと捉えています。

    第2弾は冬頃に開催予定です。

     

    画面を通して…ではありますが、

    「野菜を愛し、野菜に愛された男」

    神谷さんに再び会えることをぜひお楽しみに!!

     

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  • カレッジ第5回「今話題のSDGsをやさしく学びましょう」を開催しました。

    2021年6月18日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    6月18日(金)にオンライン配信(Zoom)にて開催しました。

    まっ黒ですが冷や汗 (顔)「たくさん参加されました」の画像です。

     

    講師は2030SDGs公認ファシリテーター

    高井健史(たかい・たけし)氏。

    福井県民生協の渉外広報部職員でいらっしゃいます。

     

    SDGs以前の「ミレニアム開発目標(MDGs)」

    の説明から始まり。

    SDGsについてとても分かりやすくお教えいただきました。

     

    「世界はつながっている」ということの一例として、

    以下のようなお話がありました。

     

    「唐揚げや天ぷら、スナック菓子が地球温暖化に繋がるexclamation

    ・揚げ物    安い油としてパーム油が使われることが多い。
    ああ
    ・パーム油  パーム油を安く作るには、
    ああああああ 大量生産ができる広いアブラヤシ農園が必要。
    ああ
    ・アブラヤシ農園 広大な農園を安く作るために森林伐採をして場所を確保する。
    あああああああああ伐採と言っても木を切るのはコストがかかるため、
    あああああああああ森林に火をつけて燃やしてしまう。
    ああ
    ・森林伐採 森林生態系が破壊される。
    ああああああ森林が減る=CO2の吸収量が減少する。
    ああああああ燃やすことによりCO2が発生。
    ああ
    ・地球温暖化泣き顔

     

    「パーム油なんて私は使わないわ考えてる顔」という方。

    日本人は1人あたり年間5kgものパーム油を使用しているそうですふらふら

     

    チョコレート、アイス、ドレッシング、シャンプー、洗剤…

    ご家庭にある上記商品の原材料表示に「植物油脂」の記載はありませんか?

    それにパーム油が含まれています。

    このように、私たちが気付かないところで、

    日々の選択・行動が世界中に影響を及ぼしています冷や汗2 (顔)

     

    2030年まで残り9年。

    目標を達成するために今何をすべきなのか?

    私たち一人一人が当事者意識をもって

    積極的に取り組んでいきましょうダッシュ (走り出すさま)

     

    インターネットでも

    SDGsについての情報はたくさんあります。

    自分から情報を探しにいくことも

    大切だと思います。

     

    まずはNHK作成の下記の歌を聞いてみてdouble exclamation

    るんるん (音符)「SDGsってなんでしょう」るんるん (音符)

     

    そして

    「17の目標」

    「169のターゲット」

    「232の指標」の内容を知ることから始めてみませんか。

     

    「出発点は私自身」

    みんなで一緒に行動しましょうわーい (嬉しい顔)

     

    ご参加いただいた皆さんからは

    以下のような感想をいただきました(一部を抜粋)。

    ・わかりやすく理解出来ました 自分なりに、出来ることから実践していきたいと
    思いました。

    ・小さな行動一つが今後の環境問題につながっていることを実感した。

    ・すごくわかりやすかったです。 流しそうめんの例えのように、
    次の世代の人たちの事を考えるというのは、
    他人を思いやることができる日本人には向いてそうだなと思いました。
    「誰ひとり取り残さない」という理念を達成するにはかなり大変だと思うが、
    まずは自分が出来ることから始めたいと思います。
    世界は繋がっていて、自分のちょっとした行動が世界を変えるかもしれない
    と思うと少しずつでも頑張れそうな気がします。
    SDGsの目標は多いので、全部を認知されるのは難しそうですが、
    ちょっとずつでも浸透していってほしいなと思いました。

    ・説明が具体的でよく分かった。自分に何が出来るか考えさせられた。
    将来の目標をしっかり立てようと思った。
    自分の行動がSDGsにどのように影響しているのかを考えるきっかけとなった。

    ・高井先生、本日はありがとうございました。
    内容もとても分かりやすく、あっという間の2時間でした。
    自分の事ばかりを考えるのではなく、
    一人一人が未来の人・環境・地球の事を考えて取り組んでいかなければならない
    と気づかされました。

     

    今回の企画では、画像・音声とも

    満足できるレベルでの配信が出来ませんでした。

    大変申し訳ございませんでした。

    配信環境・設備も徐々にレベルアップできるよう改善していきますので

    何卒暖かく見守っていただけますと幸いです。

     

    iモード (枠付き)「よろこびの森カレッジ」って?

  • カレッジ第4回「タネについて考えよう」を開催しました。

    2021年5月29日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    5月29日(土)

    浜松市勤労会館(Uホール)にて開催し、

    7名の組合員さんにご参加いただきました。

     

    講師は、印鑰 智哉(いんやく・ともや)氏。

    同氏は、アジア太平洋資料センター(PARC)、

    ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、

    オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、

    現在はフリーの立場で世界の食と農の問題を追及しておられます。

     

    タネを取り巻く環境は、

    2018年4月に種子法が廃止され、

    今年の4月からは改正種苗法が施行されています。

     

    たった4つふらふらの大手「遺伝子組み換え多国籍企業」が

    世界の種子市場の7割弱を独占している中、

    日本はそれらの民間企業が参入しやすいように

    どんどん法律を変えていく・・・。

     

    これらの大手企業の販売方法は、

    種苗と化学肥料と農薬のセット販売。

    なぜなら、農薬市場の8割弱も独占しているからげっそり (顔)

     

    このまま私たちが何も行動を起こさない場合、

    種苗から流通までを上記企業に囲い込まれます。

     

    各地域の多様性に富んだタネは無くなり、

    「ゲノム編集されたタネを、

    たっぷりの農薬を使って育てた農作物ばかり泣き顔・・・」

    という未来になりかねません。

     

    農薬や遺伝子組み換え作物と

    多くの健康被害(慢性疾患、子どもの自閉症、ガン、認知症等)

    との関係性が取りざたされている今、

    そんな未来は回避しなくてはいけませんむかっ (怒り)

     

    これらを防ぐには、

    「地方自治が命を守る基盤、防波堤になるひらめき」とのこと。

     

    そのために私たち消費者ができることとして、

    以下の3つの方法を教えていただきました。

    ①各人がこの問題について発信して、
    周囲の人やメディアに知らせること。

    ②種子を守る条例を作ってくれるよう働きかけること。

    ③町議会・市議会などの議員さんを選出する際には、
    質問状を送り、種子の問題に関心の高い人を選ぶこと。

     

     

    決して「農家さんだけ」の問題ではないタネのこと。

    みんなで関心をもって、行動していきましょう。

    参加者の皆さんからは、以下のような感想をいただきました。
    (一部抜粋)

    ・こんなによい話をもっと多くの人に聞いてもらいたいと思いました。
     国は信用できないけど、どうにも変えられないと思っていたけど、
     地方自治体から改善できるという話を聞いて、少し希望が持てました。
     ありがとうございました。

    ・難しいお話でしたが、今 食におきている現状が分かり、
     とても勉強になりました。
    自分でできることから始めていきたいと思います。

    ・在来種の保存、とても関心を持てました。
     小さい活動ですが、自分の家庭菜園などから始めていきたい。
     子供の食生活を心配しています。 将来を担う子供達のために、
     学校給食から変えていく(地域の活動)必要性を強く感じました。

     

    貴重な梅雨の晴れ間&週末にも関わらず

    ご参加いただきありがとうございました。

     

    よろこびの森カレッジでは、今後も様々な企画を開催します。

    多くの方のご参加を心よりお待ちしております。

     

    iモード (枠付き)「よろこびの森カレッジ」って?

     

     

     

  • カレッジ第3回「オンライン上映会」を開催しました!

    2021年5月22日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    5月21日(金)10:00~と21:00~

    5月22日(土)13:30~の計3回

    オンライン(Zoom)での上映会を開催しました。

     

    アジア太平洋資料センター(PARC)制作の

    「終わりのない原子力災害」
    「プラスチックごみ 日本のリサイクル幻想」の2本立て。

     

    脱原発と環境問題、

    どちらも生協としても個人としても

    真剣に考えて、行動していくべきテーマです。

     

    今回が初めてのオンライン動画配信のため

    機器の取り扱いの習熟度が低く

    募集定員20名の少人数で開催させていただきました。

    残念ながら抽選に漏れてしまった方、

    大変申し訳ございませんでしたがまん顔

     

    今回と同じDVDでのオンライン上映会を

    今年の11月と来年3月にも予定していますので、

    内容については触れませんが、

    ぜひぜひ多くの方に見ていただきたいdouble exclamation

     

    ご参加いただいた皆さんのご感想からも

    今、私たちが知っておくべき内容だということが

    読み取っていただけるかと思います。
    (一部を抜粋)

     

    ・原発のこともプラスチックごみのことも、
     自分の知らないことや改めて気づかされることが多かった。
     今後の生活を変えていこうという思いも持ったし、
    子供にも伝えなければならないと感じた。

    ・福島県外自主避難者です。
    原発事故が終わらないことが伝わる映画だと思いました。

     生協でも、命を脅かし食品の安全を損なう原発事故を
    風化させない取り組みの継続を期待します。

    ・日本人が蔑ろにしてはいけない社会の問題を
    題材に扱ってくださることはとてもありがたいです。

     テレビなどのメディアでは報道されない問題を知ることができてよかったです。
     特にプラスチックの問題はとても身近な問題なので、
     プラスチックごみを減らすにはどうしたらいいのか、
    自分でも考え、出来ることから始めたいと思います。

    ・震災を生き延びた方々は、たまたま遭遇した災害により
    生き方を変えなくてはならなくなってしまいました。

     心の中のことはなかなか伝わらないのですが、
    お話してくれて少しは伝わりました。

     10年経ってもまだ問題が山積みで、うまく解決できないでいます。
     命や健康が第一なのに経済優先の動きがあります。
    生協として何ができるか、考えていきたいです。

    ・普段触れられない情報に触れることができた。
     関心がないわけではないと自分では思っていたが、
    知らないことばかりでびっくりした。

     何度でも繰り返し見たい。
    あいち生協も東京農工大のように
    プラスチック削減を打ち出せないものか、と思った。

    ・多くの人が事実を知る必要があると思います。
    もっと広く伝えて欲しいと思います。

     

    次の機会には、

    より多くの方にご参加いただけるよう、

    また、より良い視聴環境でお届けできるよう精進いたしますダッシュ (走り出すさま)

     

    よろこびの森カレッジ企画もコロナ禍のため、

    オンライン企画が多くなりますが、

    ★時間を有効に使える

    ★遠方に足を運ばなくて良い

    ★パジャマのままでもOK冷や汗 (顔)

    などメリットもexclamation

    ぜひお気軽にご参加くださいね。

     

    iモード (枠付き)「よろこびの森カレッジ」って?

     

     

     

  • カレッジ第2回「子どもに食べさせたくない食品添加物」を開催しました。

    2021年5月5日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    4月24日(土)に

    「子どもに食べさせたくない食品添加物」講演会開催しました。

    同企画は2018年より名古屋・豊橋・浜松など各所で開催し、

    毎回、大変好評を博しておりますわーい (嬉しい顔)

     

    今回は、昨年からアイチョイスの配達エリアになった

    岡崎市での初開催double exclamation

     

    講師はあいち生協の機関紙「歓びの木」のコラムでも

    おなじみの天笠啓祐先生。

    先生は日本消費者連盟顧問であり、

    食の安全や遺伝子組み換え食品に精通する

    フリー・ジャーナリストです。

     

    当日は16名の組合員さんにご参加いただきました。

     

    やさしい口調で、ユーモアも交えながら

    食品添加物ついて多岐に渡って教えていただきました。

    ・食品添加物の歴史

    ・食品添加物は必要か? 安全か?

    ・食品添加物をめぐる状況

    ・食品表示から食品添加物を見る

    ・物質名表示ではないため分かり難い事例

    ・避けたほうがよい食品添加物

    ・子どもにとって(家族にとって)大事なこと

    などなど。

     

    アンケートでは以下のような感想が寄せられています。

    ・何となく、体に良くないんだろうなぁとは思っていたが、
     先生のお話を聞いたことで、具体的に何がいけないのか、
    気を付けなくてはいけないのかが分かりました。

    ・避けた方がよい食品添加物を知る事ができて勉強になりました。
    今後、体内に取り入れる物は注意して選び、
    より良い食材を購入するようにしたいと思いました。

    ・食品添加物について、大きく体系的に学ぶことができました。
    何度でも(同じ内容でも)聞きたいです。

    ・たくさんのお話を聞くことができて、とても有意義な時間でした。
    時間もあっという間に経っていました。
    また機会があれば参加したいと思いました。

     

    私たちの生活には、

    毎日3回、食品を選択するチャンスがありますdouble exclamation

    「企業や生産者は消費者が望むもの(=売れるもの)を作る」

    ということを考えると、

    私たちの行動しだいで世の中の食環境レストランは変化していくということひらめき

    子どもたちの未来に安心・安全な食を繋ぐためにも、

    各人がより良い選択を続けていくことが大切だと改めて感じました。

     

    天笠先生による同テーマの講演会は、

      7月31日(土)に浜松エリア、

    11月13日(土)に名古屋エリでも開催予定ですわーい (嬉しい顔)

    ぜひ一度はご参加いただき、日々の食生活に役立てていただきたいです。

    皆さんのご参加を心よりお待ちしておりますハートたち (複数ハート)

     

  • カレッジ第1回「Zoomの使い方」開催しました!

    2021年4月29日 ⑦お知らせ&イベント募集

    2021年4月20日(火)に、

    よろこびの森カレッジ企画 第1回

    オンラインセミナー「Zoomの使い方」を開催しました。

     

     

    コロナ禍の中、会議・セミナー・講演会・上映会など、

    オンラインが積極的に活用されています。

    お仕事だけに限らず「オンライン飲み会」など、

    日常生活のコミュニケーションツールとしても利用されていますよねわーい (嬉しい顔)

     

    色々あるオンラインツールの中でも使いやすいと評判の「Zoom」

    あいち生協でも今後様々な企画で「Zoom」を活用していく予定です。

     

    ただ、生協がどんどんオンラインを活用しても、

    組合員さんがそれに参加してくれなければ何の意味がありません冷や汗 (顔)

    「Zoom」は昨年からだいぶん浸透したとはいえ、

    「試したいけどやり方が分からない冷や汗2 (顔)

    「やってみたいけど周りに教えてくれる人がいない泣き顔

    などお困りの方もいるのでは・・・・。

     

    そこでオンラインで講演会や上映会などを行う前に

    まずは「Zoom」の使い方を学んでいただける企画を開催しました。

     

    講師は、会議ファシリテーターの青木将幸氏

    コロナ禍の現在は、「オンライン会議ファシリテーター」としてご活躍中です。

    青木氏は淡路島からの配信です。

     

    当日の参加は13名。

     

    9:30入室受付開始double exclamation

    参加者によってパソコン・スマートフォン・iPadなど使用する機器も様々。

    それぞれに表示方法や各機能の配置等が異なります。

    当然みんな初心者だから、「音声が聞こえない」「画面が映らない」などが多発うれしい顔

    でも、青木氏が親切丁寧に、個別のアドバイスしてくれたおかげで、

    10:00のスタート時には全員無事にスタンバイできました。

     

    そして「Zoom」の各機能について、みんなで一緒に学びました。

    ・ビデオ

    ・マイク

    ・名前の変更

    ・反応

    ・チャット

    ・ギャラリービュー/スピーカービュー

    ・バーチャル背景

    ・画面の共有

    ・ブレイクアウトルーム入室体験…などなど

     

    青木氏のリードが素晴らしく、

    みんなで楽しみながら使い方を学ぶことが出来ました。

    もちろん私たち生協側もとても勉強になりました。

     

    これだけできれば、どのオンライン企画でも堂々と参加できます。

     

    アンケートでは下記のような嬉しいご感想をいただいています。

    ★親切で初心者にもわかりやすかったです。ありがとうございました。

    ★参加前は、少しドキドキしましたが、使い方がわかってきたら、
    リラックスして受けられました。
     Zoomを利用したおもしろそうな企画があったら、参加してみようと思えました。

    ★一人一人の対応で、聞いているだけでもかなり勉強になりました。
     今までよく分からなかった事が聞けて良かったです。
    分かりやすく教えて頂けた事に感謝です。

    ★Zoomがこんな感じなんだとわかって本当に良かったです。
     マーキーさんが私の質問に丁寧に答えて下さってありがたかったです。

     

    コロナの終息が見えず、閉塞感を感じる毎日が続いています。

    生協企画だけに限らず、一般のオンライン企画への参加や、

    お友達と画面を介してのおしゃべりなど

    積極的にオンラインを活用して、自分で楽しみを作っていきましょう。

     

    まずは、



    そうですね…

    カレッジ第2回「オンライン上映会」↓↓への参加がおススメですウッシッシ (顔)

  • 買い物は「投票」です

    2021年3月10日 ②生協の取り組み - よろこびの森カレッジ

    2021年3月9日(火)に

    天笠啓祐先生講演会

    「子どもに食べさせたくない食品添加物」

    3回連続講座の3回目を開催しましたわーい (嬉しい顔)

    36名の組合員さんにご参加いただきました。

     

    前半は、「ゲノム編集って何? 何が問題?」、

    後半は、1回目開催時に寄せられた質問に対して

    ご返答をいただきました。

     

    先生によると、ゲノム編集とは、

    「スケールアップした遺伝子操作」ふらふらとのこと。

     

    昨年末には、

    ゲノム編集された高GABAトマトの無償配布なども

    話題TVになりましたよね。

    ゲノム編集食品に関しては、

    台風環境影響評価も、

    メモ食品の安全審査も、

    目食品表示も無いため、

    私たちは選択することができず、

    通常の食品と変わらず、食卓に登場する可能性がありますあせあせ (飛び散る汗)

     

    今後それらを避けるには、

    信頼できる生産者・メーカーや取引先・販売者から

    購入するということがとても重要になってきます。

     

    また、食品添加物に関しては、

    Q(参加者)「これからの日本、添加物に関して改善されていく望みはありますか?」

    A(先生)「無いです。日本は経済優先ですから…」泣き顔とのご返答でした。

    天笠先生が日々戦われているダッシュ (走り出すさま)様子もお話いただきました。
    (様々な会議への参加や、企業に訴えかけることなど)

    参加者からも「先生、頑張ってdouble exclamationと応援する声が飛んでいました。

     

    いち消費者の私たちにできる最も身近なことは、

    ぴかぴか (新しい)「良いものを買って、悪いものを買わないこと」ぴかぴか (新しい)

    とのこと。

     

    私たちが食品に対して

    正しい投票行動」を行うことが

    社会を変える力になります。

     

    天笠先生を心の中で応援しつつ、

    みんなで良い投票行動をしていきましょう。

     

    よろこびの森カレッジ企画では、

    次年度も天笠啓祐先生のご講演を開催します。

    多くの方のご参加を心よりお待ちしておりますほっとした顔

     

     

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